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2014.3.3 All, People, 未分類

MWC2014~第3回・Whatsapp、LINEだけじゃない!メッセージサービスのイマ~

先日Facebookがメッセージサービス大手のWhatsappを190億ドル(約1兆9000億円)で買収すると発表し大きな話題となりました。

 

楽天も類似サービスのViberを9億ドル(約900億円)買収しましたが、こちらはあまり話題とはなっていなかったのではないでしょうか。

(会場でもViberを「日本の企業」が買ったよね、と何度も会話に出ましたが、一度も楽天の名前は出ませんでした。)

 

日本ではLINEが一強であるため中々その衝撃が伝わりづらい側面はあったかもしれません。FacebookのWhatsapp買収もメッセージサービスを、というよりその規模についての驚きが大きかったのではないでしょうか。

 

LINEは単純なメッセージサービスというよりはそのタイムラインやコンテンツを含めたプラットフォームとして、FacebookやTwitterの流れを組んだSNSとしての機能を果たしています。

10代20代の間ではFacebookやTwitterはアカウントは持ってるけどアクティブには使っておらず、情報の共有も電話もメールもすべてLINEで済ませているという若者が増えています。

 

一方、Whatsappはあくまでメッセージサービスを主軸としており、Skypeなどに近いサービスになります。

それで2兆円近い売種激を生んだ価値を持っていたのはなぜでしょうか。

海外では一般的にSMSがメッセージの主流であったため、ただ無料でメッセージが出来るというだけで大きな価値があったのです。

寧ろLINEこそが特殊であり、メッセージサービスであってもグローバルで一般的なニーズを満たせたわけです。

 

そして、多くの企業がメッセージサービスの提供を始めているのです。

 

イスラエルのTelemessageは個人同士の繋がりでしかないWhatsappのエンタープライズ版と言えるサービスを持つスタートアップで、企業と個人、企業と企業といった繋がりを提供しています。

 

また同じくイスラエルのIPgalleryが提供するサービスではFacebookメッセンジャーやGoogleメッセンジャーなどとメッセージが可能であり、また位置情報から近くにいる登録者を探すことが可能です。

 

ギリシャのスタートアップであるPinnattaはただメッセージのやり取りではなく、バースデイカードなどをカスタマイズして送ることが出来るグラフィカルなメッセージサービスを提供しています。

 

以上3つはすべてスタートアップですが、大手もメッセージサービスには力を入れています。

 

Samsungが自社開発でChatOnというアプリを開発し、サービスの提供を始めました。

 

 

 

Samsung社製のデバイスだけでなく、その他デバイスでも利用可能なサービスで、

ハードと結びつかない純粋なOTTとしての側面を見せてきており今後の展開に興味深いものがありました。

 

LINEも企業向けにAPIの公開やスタンプのオープン化など新しい施策を発表するなど、

メッセージサービスが大きな盛り上がりを見せています。

 

LINEがガラパゴス化するのか、海外進出を成功させるのか。

Whatsappが日本に入ってくるのか。

それとも他のスタートアップのサービスが台頭するのか。

Samsungなどの大手ベンダが市場を勝ち抜くのか。

 

今年はメッセージサービス市場から目が離せません。