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2018.1.31 All, Kotoba, Member, People, Top Message

ご哀悼(早稲田大学 西原博史先生)

代表の三木言葉です。

 

先日、私が大学時代に教えを請うた法学の先生、早稲田大学の西原博史先生が、急なご不幸で急逝されました。ニュースで、この件をお伺いし、先生に教わったことを思い返し、とても残念な気持ちになりました。しかし、その後、盛大なお別れの会に参加させて頂き、大学関係の皆様がご用意された資料を通じて、最近の西原先生のご発言を拝読し、あらためて生きる力を頂きました。

 

西原先生、すごく格好よいです!

 

19歳の頃に、先生の授業を受けたと思うのですが、そのとき、大学で、こんな風に大人になっても、子供のように素直に格好よく生きられるんだ!と、先生に未来を描く力を頂いた時間を思い出しました。

 

当社では、日々、クライアントさまのため、そして、そのお客様を幸せにすることを考えながらお仕事にいそしんでいます。が、先生のお言葉を振返り、人それぞれに様々な考えあり、それらが、尊重されるべき社会であるからこそ、わたしたち、サービスの送り手が、これだ!と思うことも、ある種、お客様を不幸にしかねない自己満足の塊の発送かもしれない、そんな危険性と欺瞞のリスクを、思い起こされました。

 

先生のメッセージから、以下を引用させて頂きます。

 

「Social Innovation への責任を引き受けるということは、極めて重たい課題です。自分が得をすればいいと考えて、そのための知識を身につけるとは別の取り組みが必要になります。それでも、自分が目指すものによって人類が本当に幸せになれるのか、その確認はいつまで経ってももてないかもしれません。というか、その確信を持ってしまった瞬間に、他人を不幸にする営みが始まってしまう可能性大です。

それでも、現状に満足して、立ち止まるわけにはいかない。いろいろとシンドいながらも、大まかに言って衣食住足りた日本の社会にあり、知的環境に身をおくことの許された境遇の下、必要な知的能力に恵まれた試練を乗り越え、わたしたちはここに集っているのです。そのことによって、人類全体の未来に対する責任が生じると考えることは、無意味な自意識過剰ではないと私は思います」

 

(出所:早稲田大学社会科学部 社会科学部報 60号 2016年 2頁)

 

西原先生がお教えになられた学生さんは、世界中に何十万人にもなるかもしれません。私はわずかそのひとりです。

 

そんなチッポケな存在ですが、先生の影響力は本当に大きく、わたしたちが、今、お仕事を頑張らせて頂いている根源にも、ご指導の精神があったように感じています。

 

日々、常日頃、新規事業創造のお手伝いをすべく、お仕事を頑張っております。しかし、先生の上記のお言葉をわたしたちの仕事に置き換えれば、わたしたちの信じることが間違っていって、クライアントの皆様を、途端に不幸にする可能性もはらんでいる、ということだと思っております。

 

そんな危険性を背にしながらも、でも、それでも、皆様を幸せにして、経済的に回りながら、好きな得意分野を活かして、お仕事をして頂きたい。

 

だからこそ、ビジネスプロデューサーとして、頑張って行きたいと考えております。

 

 

最後に、西原先生の哀悼の本を作るべく、ベネチア国際大学でメッセージを集めています。早稲田のサイトよりも、メッセージが濃い感じだったので、こちらでご紹介させて頂きます。

(*クリックして頂きましたら、リンクに飛びます!!)

 

西原先生、献杯!

 

インターネットは、天国に届いていますよね!!

 

 

三木言葉