JPEN

2015.10.19 All, CROSS, Member, People, Service, 未分類

【ビジネスモデル】IoT×インフラ

リサーチャーの清水です。

 

昨今、大きな注目を集めているビジネスキーワード「IoT(Internet of Things)」に関連して、

新たなビジネスモデルが誕生しています。

今回はこのIoT関連のビジネスモデルを紹介させていただきます。

 

IoTに関しては色々な形で説明されていたり、定義づけられていたりしますが、

まずここでは「従来の情報通信機器(PC、スマホ、etc)だけでなく、あらゆるものが接続されたインターネット」となることによって、

モノ同士で相互に通信することが可能になり、

インターネットに接続されたモノがそれ自身で自動制御を行うこと、とさせていただきます。

 

このIoTを利用したビジネスを行っているのが、ノルウェーの建設工事会社NCC Roads社です。

同社は道路舗装などの道路工事の際に、工事サービスと同時に、

道路にセンサーを埋め込むことを行っています。

 

そして、その埋め込んだセンサーをクラウドに接続し、

そこから得られる道路状況の詳細な情報を、

運送業者といった関連会社にセンサーデータとして販売して利益を得るというビジネスを行っています。

 

CROSS_ブログ用ビジネスモデル

 

NCC Roads社のように、建設工事会社という、

少し前までは通信やデータとは一見関係がないと思われていた業種の会社であっても、

IoTにより新しいテクノロジーを活用した、新しいビジネスモデルを生み出す時代が来ていることを感じさせます。

 

 

2015.10.13 All, CROSS, People, Service

【ビジネスモデル】子供のネーミングサービス

リサーチャーの清水です。

 

今回紹介させて頂くビジネスモデルはスイスのErfolgswelle社が提供している、

子供のネーミングサービスについてです。

子供のネーミングサービスと聞くと、あまり真新しさを感じないかもしれませんが、

この企業は本来は企業向けにブランド名や製品名を考案するサービスを展開しており、

ここでのノウハウを活用し、「世界でたった一つしかない素敵な名前」を提供することを売りとして、

子供のネーミングサービスを展開しています。

 

ビジネスモデルは至ってシンプルですが、

子供の名前を考案するまでのプロセスはかなり手の込んだものになっています。

 

まずサービスは13名のコピーライターで編成されたチームが担当し、

考案された名前は主要12カ国語の翻訳者によるチェックを受け、

サービス依頼主である親の国籍や文化的背景との適合性、発音のしやすさ、

つづりの分かりやすさ、名前が人に与える印象(ポジティブなものか)、などの点にもチェックが入ります。

 

CROSS_ブログ用ビジネスモデル

 

料金は約360万円と大変高額です。

 

問題点としては商品名やブランド名は商標登録が出来ますが、

人名はもちろん登録が出来ないため、

高額なサービス料を払って獲得したユニークな名前であったとしても、第三者にマネされてしまう可能性があります。

 

日本でも最近ユニークな名前をつける親が増えていますが、

奇抜すぎてニュースで取り上げられることもありました。

その中、専門家に適切に精査されたうえでユニークな名前が手に入る、

このようなサービスが日本でも展開された場合、人気を集めるかどうかは気になるところです。

 

2015.10.5 All, CROSS, Member, People, Service

【ビジネスモデル】アルゴリズムで将来有望な起業家に投資するVC

こんにちは。リサーチャーの清水です。

 

今週ご紹介させて頂くビジネスモデルは、

ビッグデータで将来有望な「起業前の起業家」を発掘し、

投資を行うベンチャーキャピタル、Bloomberg Betaを紹介させていただきます。

 

昨今のベンチャーキャピタル業界は、アナリティクス、ビッグデータの発展に伴い、

データ主導型で、データの定量分析をもとにどのベンチャー企業に投資をするかを判断する傾向が強まりつつあります。

 

その中でも、Bloomberg Betaは、

将来有望なスタートアップの早期発掘を実現するため、

投資判断だけでなく、

まだ起業していない有望な起業家の発掘にビッグデータとアナリティクスを活用して投資を行っています。

 

同社は将来有望な起業家の条件を特定するために、Mattermark社と協働し、

ベンチャーキャピタルが過去に出資した起業家と現在出資している起業家の、

年齢、居住地、過去の勤務先をはじめとした膨大のデータをもとに、

成功している起業家に共通する条件を特定し、予測モデルを構築。

 

それをもとに該当者に起業を勧めるメッセージを送付し、投資を行っています。

 

CROSS_ブログ用ビジネスモデル

 

 

実際にこうして発掘された起業家の可能性は未知数な部分がありますが、

無名の起業家によるベンチャー企業が、かなりの短期間で大きなビジネスになることが往々にある今日、

ベンチャーキャピタルも、いかに有望なスタートアップを発掘し、

彼らと有意義な関係を構築するかを考えなければいけなくなっているということが伺えます。

2015.2.17 CROSS, Event, Kazufumi Sato, Service

KDDI×富士通 ビジョン2025策定(公開セッション)

富士通、KDDIの社員のみなさんとCROSSの専門スタッフが2025年の「未来ビジョン」づくりに挑戦する「ビジョン2025 合同セッション」を2015年2月4日、都内で開きました。CROSSが開発した「未来ビジョンプログラム」に基づいて、中期、長期の未来予測を組織や業種の壁を超えて行う取り組みです。CROSSのパートナーである株式会社ウォーターデザイン代表取締役社長の坂井直樹さんもアドバイザーとして参加しました。

この日の参加者は、企画・開発、営業などさまざまな部門で第一線に立つ50人。5つのテーブルに分かれ、短時間で、濃密な議論を進めました。最初にCROSS社内で実際に作成した「未来ビジョン」をモデルに、「未来」を考えるうえで心掛けたいポイントや作業の段取りについて説明しました。CROSSの専門スタッフも議論に参加しながら適宜サポートしました。

参加者には、あらかじめ未来予測に関する資料を収集(ファクト情報の収集)することをお願いしてありました。
セッションでは初めに持ち寄った資料を説明し合い、大量の「ファクト情報」を分類・整理しながら未来予測に必要な「シグナル(Signal)」を読み取りました。(ファクト情報のレビュー)
続いて「シグナル」から導き出されるコンセプトを絞り込み、2025年時点で、どんな世の中になるかについて「フォーキャスト(forecast:予測)」として固めていきました。(見通しビジョンのとりまとめ)

セッションを通じて5つのチームが到達したポイントは以下の通りです。

 

【Aチーム】

●フォーキャスト:「二極化」と「多様化」が進展する。
●説明:オートメーション化が進む一方、それとは逆に、実際に自分で体験するといった、人間らしさに新しい価値を見出すような社会になる。「二極化」と「多様化」との間の領域が大事。「間」というのは居心地がいいこともあって、そこから新しい価値が生まれ、「多極化」へとつながっていく。
オートメーションの流れが強まる中で、人間としての不安感がどうしても募る。人間らしさが大事になるのではないか。デジタルかアナログかで言えば、デジタル化に伴う不安感に対してアナログの人間らしさに関心が集まる。
ビッグデータやオートメーションの分野ははどんどん価格競争になっていって、最終的には人間らしさに注目したビジネスが生まれる。
もちろん、技術を全部、否定するのではない。感覚で伝わるロボット技術、体の不自由な人が手を動かせるようになるような「人に情報を与える技術」にフォーカスしていくと、面白い世の中になるのではないか。

 

【Bチーム】
●フォーキャスト:根本的な、生活を満たすための欲求が高まるとともに、それ以上の生活の質を目指す部分では多様性が求められる社会になってくる。
●説明:モビリティの自動化、パワードスーツへの関心など、多様性への欲求が高まる。一方、根源的な部分で、食料、遺伝子、安全に対する危機感が高まり、より注目を集める分野になるのではないか。
2015年(現在)でも、根本的な問題に対する関心は存在するが、特に先進国では、どうしても解決が必要な問題として。注目されているとはいえない。2025年になると、高齢化、人口増加の問題もあり、その点が深刻になり、解決しなければならない問題として強く意識されるようになる。

 

【Cチーム】
●フォーキャスト:「新しい集約」をみんなが意識する時代になる。
●説明:ウェアラブル、医療の変化、エネルギーの問題などの分野で、すべてが高機能になっていく。それは「数値化」がどんどん進行することを意味するが、「数値化」が進むと、さまざまな「違い」「ボーダー」がはっきり見えるようになる。その結果として「新しいボーダー」をみんなが意識し、次の「新しい集約」に向かうようになる。たとえば「ホームレス」を「新しいボーダー」からみると、「新しい集約」に向かって人が動いていることを意味するともいえる。
また、高品質であっても、使う人が少ないシステムは絶対に成り立たない。「新しい集約」を目指すには、低コスト化、コンパクト化で、みんなが幸せになる方向を見つける必要がある。「新しい集約」を単にコストで考えると、不安な社会、怖い未来になる可能性もある。また、集約されることで、多様性のないコミュニティーになるとしたら、それは面白くない。逆に、みんなが集まることによって新しい価値が生み出されることもある。それなら多様でハッピーな社会になるのではないか。

オープンソースを利用してみんなが個人事業主となるような方向性がちょっと前から出ているが、実際は、高コストで、うまく回っていない面がある。なるべく共有できるものは共有できた方がいいという方向性が出来上がりつつある。そういう方向性が普通の生活の中でも、出てくるのではないか。

 

 

【Dチーム】
●フォーキャスト:五感コミュニケーションが発達する。リアルとバーチャルの境目がなくなる。スマートハウス、未来の家が実現することによって「家にいながらなんでもできる社会」になる。
●説明:
①五感コミュニケーション
SNSがはやることによって、フェイス・トゥ・フェースのコミュニケーションがどんどん少なくなっている。脳のインターフェース技術が発達して、ヘッドフォンがあれば海外の人とコミュニケーションがとれるような「五感コミュニケーション」の時代となるだろう。
②リアルとバーチャルの境目がなくなる。
3Dプリンタで自宅で食品が作れるようになる。サプリメントひとつですべての栄養がとれる。それでは面白くないので、脳に働き掛けることによって、その人はとってはハンバーグを食べているように思えるような方向が可能になる。
③「空中農園」「家にいるのに外でランニングしているように感じる」というような「家の中でなんでもできる」社会になる。
さまざまな制約がなくなることで、いろんなことができるようになる。残るのは「宇宙への憧れ」だ。今、は難しいけれども、いろいろな制約がなくなったときに、誰でも宇宙に行きたくなる。宇宙産業に今後のポイントがある。

 

【Eチーム】
●フォーキャスト:「アンチ少子高齢化・一極集中」が実現し「おいしく楽しい食生活」を送れる世の中になる。
●説明:
少子高齢化の進展、都市への一極集中という課題がさまざま見えているが、ロボットやIT技術の活用、脳科学を応用した技術の開発などによって、遠隔操作が可能になる。たとえば体力的に劣る人でも農作業ができるように、どこでも誰でも仕事ができる世の中になるのではないか。
「どこでも仕事ができる」環境の実現は、都市への一極集中から分散に転じる重要な要素だ。自分の趣味が仕事になる環境も実現するとすれば、これまでの「ワーク・ライフ・バランス」から「ワーク・ライフ・インテグレーション(仕事と人生の統合)」に結びつくのではないか。
この問題さえうまく解決できれば、2025年の、さらにその先も明るい未来になり、人間として最も重要な「おいしく楽しい食生活」が期待できる。ドリンクでの栄養補給ではなく、人間としてのプリミティブな要求である、実際のものを食べて楽しむ暮らしが残る。

 

◎ 価値観と課題を共有/CROSSの未来ビジョンプログラム

 

CROSSは、米国の未来予測シンクタンク「Institute For The Future(IFTF)」と提携して開発した「未来ビジョンプログラム」をご提供することで、企業イノベーションを目指す企業を多角的にサポートします。

規模が大きくなればなるほど、組織や事業の変革には大きなエネルギーを要します。特にグローバル化が進み、企業環境が複雑さを増す中で、企業を取り巻く課題を共有し、解決手法を開発することが、未来ビジョンを確実なものにするための重要なステップとなります。今回の合同セッションでは、2025年、2050年を想定しました。未来ビジョンの策定につなげるためには事業に参画するメンバー、一人ひとりの個性を把握し、価値観と課題を共有することが何よりも重要です。


「未来ビジョンプログラム」では、この日行った「シグナル」「フォーキャスト」に加え、施策や実践を具体的に考える「アクション(action)」のステップを準備しています。課題を解決するための有効なビジネスプランを策定し、事業成果を達成するまで「シグナル」「フォーキャスト」「アクション」を繰り返し、精度をしっかり高めていきます。スタッフの意識やスキルの向上と人事制度・組織的な変革の双方を進めることを通じて、企業イノベーションの創造プロセスを実感していただくことが可能です。

 

投稿者 佐藤和文(ジャーナリスト)

2015.1.25 All, Kotoba, People, Service, Top Message

業界紙へ記事掲載♪

先般、嬉しいことに私どもの活動をとある雑誌に記事掲載頂きました!!

 

テレコム業界としては、国内で最も古い業界紙、ビジネスコミュニケーション、1月号です!!!

 

こちらからリンク記事へどうぞ♪

 

編集長さん直々にバックアップ頂き、未来ビジョンなどのワークショップ、事業創造、イノベーション領域への取り組みなど、弊社クライアントの富士通さんの事例を基に、分かりやすくまとめて頂いております。

 

是非、皆様ご参照くださいませ♪

 

 

 

1 2 3