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2014.12.12 All, People

全球化時代を生きる 最終回

今回でこのシリーズも最終回となりました。

5月から計4回にわたって多くのことを学びました。

 

自分の視野の狭さや知識の偏りなどをはっきりと自覚させられた時間でした。

 

何かを変革させるとき、枠組みだけをまず変えて、それで満足してしまうということは多いですが、意識から変えていかなければ何も変わりません。

 

そして、意識を変えるにはまず自分についてしっかりと自覚する必要があります。

 

 

【目指すリーダー像】

 

それぞれ人によって理想のリーダー像があるでしょう。

 

ただ、そこに向かっているつもりでも、実際のところ、客観的な評価のもとでの自分というのはその像とは大きくかけ離れているのかもしれません。

 

アメリカのとある性格診断テストでどのようなリーダーが好ましいか、という形で調査を行ったところほとんどのケースにおいて同じ指向性が示されました。

 

それは建設的であるということです。

 

今回それと同じテストを行いましたが、自分含め多くの人が建設的と示される項目は低く、攻撃的、もしくは受身的どちらかの傾向が強く出てしまう結果となりました。

個人的にはそういったテストでは受身的な傾向が強く出ると思っていたところ、実際は攻撃的な傾向が強く、権力欲や競争欲が強く出ていました。

 

 

投稿者の結果

青が建設的、赤が攻撃的、緑が受身的
また左半分が仕事中心、右半分が人間関係中心を示す

 

 

自分個人のことに関してはポジティブに物事を考えることが出来ても、周りの人間に対しても同じく常にポジティブに意識して行動で表すということは難しい。

 

 

【グローバルリーダーには何が必要?】

 

グローバルリーダーになるためにはどうすればいいのかというのは普段からの意識、行動だけでなく、当然ビジネスケースを想定しなければならない。

 

グローバル展開する製薬企業を題材に、本社と各国のマネージャーの意思疎通が取れていない場合のケースを想定し、どのようにしてその問題を回避および対処できるのかということについて議論した。

 

 

 

他の参加者とケーススタディについて議論

 

 

リーダーとして周囲の人間をいかに納得させ、また自分の意見を理解してもらい、共通認識を持てるようにするかが大事だということが自明である一方、その方法はケースごとに様々です。

 

組織は生きものであり、当事者が違えば課題は同じでも過程も結果も変わりうる。

その中でどう振る舞わなければいけないのか、普段から想定しなければいけないことであり、常にそこに参加する人たちがどのような背景を持ち、何を考えているのかということに思いをはせなければ人をまとめることはできません。

 

それは日本だけであっても、海外であっても同じです。

まして海外では自分の常識が相手の非常識、相手の常識が自分の非常識ということは日常茶飯事であり、それをまとめるには相手を慮ることというのは非常に重要です。

 

考える軸を自分に置くのは大事ですが、相手は自分とは違うという前提に立ってこそです。
独りよがりなのはリーダーではなく、ただの障害物です。

 

 

 

【意識と行動】

 

この研修では常にマインドフルであれ、ということを学んできました。

 

意識を変えれば行動に変わり、行動が変われば、習慣が変わり、習慣が変われば人価格が変わり、人格が変われば人生は変わるといいます。

また3日続ければ続けられるという自信になり、3週間続ければクセになり、3か月続ければ習慣になるともいうようにまずは意識を変え行動に移すことが重要です。

 

マインドフルな弊社村田。彼のテスト結果は真っ青で非常に建設的でした。

 

 

まず自分を一人で、そして周りの人も使いながら見つめ直し、自分が今どんな場所に立っているのかを知る。

 

そして自分にまず出来る範囲で意識を目標に向けて変えていく。
行動を意識に合わせていく。

 

意識を変えるのに遅いということがない、というのは今回の研修で非常に大きな発見でした。

 

年を取っていても意識を変えることは出来る。
勿論若い方が柔軟かもしれません。

 

ただ何歳でも知識や経験を増やし、意識を前へと押し進め、それを行動に移すことに制限はないと実感しました。

 

また実際にビジネスシーンにおいてリーダーとなるのは40や50以上の人が大半であり、その人たちを変革していくことがイノベーションを促進することに繋がります。

 

今回の研修で学んだことを活かし、ますますイノベーションを起こしていける社会へと変革するため邁進します。

2014.12.11 CROSS, Event, Kotoba, People, Top Message, 未分類

またまた人材募集!

またまた人材募集!ということで、いつでも弊社はグレートな仲間を大募集中です!

色々なことを模索しながら、やはり弊社の仕事の基礎は、リサーチであるということ。

全ての原点、情報を洗い出し、伝えて行くということ。

これが全ての基礎であるということから、今回は、リサーチにフォーカスした人材募集をしかけています。

是非、仕事百貨さんのサイトもご覧頂けましたら嬉しいです!

こちらがその、リンクです!

世界の素敵な皆さんと出会う時を楽しみにしております!

 

三木言葉

 

2014.11.5 All, Kotoba, People, Top Message

創業記念日!

CROSS Business Producers 代表の三木言葉です。

 

2014年11月5日、実は本日こそ、リアルに創業3周年です。

 

本日もいつも通りの日常、今日も夜12時過ぎ、毎度のごとくオフィスで残業中でございます。

 

明日のクライアントさん打ち合わせ向けの資料をレビューし、直し、追加調査を行い練り練り中です。私の仕事人生は常にこのような感じで、独立する前も後も常に、このようにありたっけの人生の時間、調査・資料作成、仮説形成、まとめ、提言と、いうことを繰り返し頑張っているばかりです。

 

思えば3年目の今日は、土曜日で、前日の金曜日に前職の仕事を終え、自分の会社への初出社日でした。

 

初出社日の最初の仕事は、まず工事屋さんをお迎えして電話回線を繋ぐこと。インターネット接続を確認し、プリンタを設定すること。机を組み立てること。とりあえず買ってきたT-Falを繋いでお茶を沸かしてみたり、本当に懐かしい。大企業からスモールスタートアップとなり、早稲田の40㎡のオフィスにひとりでスタートしました。

 

今となっては、いつしか、呼吸のように色々な会社のことがみんなの手によって回るようになり、大企業に勤めていたころのように、日常の中で日々、資料を作ったり調査したり、検討したりの日々が戻ってきました。

 

あの頃のオフィスも懐かしいですが、ジェットコースターのようなドキドキワクワクから、今のチャレンジは、真に価値のあるアウトプットとは何か、もっとも自分が時間をかけたいことに、やっと時間をかけられるようになってきたと感じます。

 

世に会社はまず3年と言われます。確かに。3年たつと色々慣れて次の目標も見えてきました。次なる飛躍、大きな飛躍。これからもぐんとクライアントの皆様に喜んでいただけるユニークなコンサルティングを。日々、仲間と頑張っていきます。

 

まだ今日も弊社の電気は消えません。どこまでも、クライアントと自分たちのために。国際社会に貢献できる事業を創るべく、生涯尽力していきます。チャレンジはまだまですが、どうぞ皆さん弊社をこれからもよろしくお願いいたします!

 

そんな本日の会社の光景から1枚!

 

 

平穏な日常の論議。

 

そして、何はともあれ、現在掲げる「グローバルイノベーション創造」という想いに合致する仲間と共に、日々、助け合いながらアウトプットに精進精進です!!!

 

 

 

皆さん、これからもCROSS Business Producersをよろしくお願いいたします!!

 

三木言葉

 

 

2014.9.1 All, People

全球化時代を生きる その3 -スイスCauxセッションを通じて得たモノ-

今回のブログを担当させていただく大浦です。

 

今回は今まで2度記事にさせていただいたGTLプログラムの第3回で学んだことについて書いています。

 

 

【未知なる環境に飛び込む】

 

今までのセッションと違い、今回のセッションの舞台はスイスにあるCaux(コー)というモントルーから山を登った場所で行われました。

 

 

CauxにあるCaux Conference Centerという場所で、今回はGTLだけでなく他の様々な国の人たちと触れ合い、様々な体験をしてきました。

 

CauxはもともとPalace Hotelという豪華ホテルとして作られ、1946年以降は様々な会議が開かれる国際的な交流の場として利用されています。

 

運営は全てボランティアによって行われており、ホテルマネジメントを学ぶ学生のインターンや仕事を引退された方のボランティアなど様々な人たちの助け合いによって成り立っています。

 

毎夏になると、あるテーマにのっとって一週間程度のセッションが行われ、セッションごとに世界中から数百人の人たちが集まります。

 

今回は参加したセッション「initiative of change」はよりよい世界にするためにまず自分を変えていこう、という趣旨であり、自分の内省を促し、よりオープンマインドでポジティブでアクティブな人間になろうとするものです。

 

そこでは老若男女、年齢、性別、人種、国籍、職業などは何も関係のない環境で、参加者全員が同じようにセッションに参加します。

 

相手を受け入れ、相手をまた自分の鏡として見ることで、自分を見つめなおすことが出来るのです。

 

 

 

【自己哲学を獲得する】

 

人種も年齢も文化も言語も違う人たちとコミュニケーションを上手く取るには自分がどういう人間なのか、ということをまずよく理解しなければなりません。

 

そしてまた自分がどんな人間かを理解しなければ、自分がどうなりたいのか、どうすべきかということも見えません。

 

このセッションでは徹底的に相手と、そして自分と向き合うことで自分の意識と行動に変化をお越し、それを繋げていくことで世界を変えようとしています。

 

今回のセッションでは例えば目を閉じて俯瞰的に自分を眺めていく中で、自分という人間がはたしてどんな人間になりたいのだろうということを考える。

 

また自分の記憶の中で何が強い印象に残っており、それがどう影響をおよぼしているのだろうということを他人と共有する。

 

それか相手と見つめあい特定のイメージを相手に投影することで自分の中で何を感じ取れるのかを考えてみる。

 

こうした普段の生活では中々忙しくて忘れ去ってしまっている「自分と向き合う」ということを徹底的に行いました。

 

自分自身、日々の仕事の中で、目の前のタスクに向き合っている時では中々考えることが出来なかった自分自身が何をしたいのか、どうなりたいのかという部分を社会や仕事などの環境に捉われることなく向き合うことが出来ました。

 

 

【相手を知ることで自分を知れる】

 

グローバルで活躍するためにはもちろん自分だけでなく、相手をよく知る必要があります。

 

「彼を知り己を知れば百戦危うからず」と中国の兵法家の孫子も言うように、相手と自分、それぞれを知らなければ多くの問題には対処できません。

 

今回のような様々な人たちが来る場では基礎知識として世界にはどういった思考様式があるのかというのをある程度知っておかなければなりません。

 

東洋と西洋の思想、発想の違いを考えると分かりやすいでしょう。

 

資本主義がキリスト教、プロテスタンティズムから生まれたといい言説はウェーバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」などに詳しく書かれていますが、聖書の中の物語でも投資が奨励されている話があったりします。

 

根本として資本主義は西洋思想に根付いており、東洋の価値観をそのまま当てはめてもどうしても違和感が生じるということは考えなければいけませんし、日本で個人投資家などが少ない理由もこうしたところにあるかもしれません。

 

また東洋(この場合は日本)と西洋では庭園の作り方が大きく違い、龍安寺の石庭などを見ると、新たな自然をその場所に「創り」出しています。

 

出所:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BE%8D%E5%AE%89%E5%AF%BA

 

一方で西洋の庭というのはサンスーシ宮殿などは、巨大な自然を人工的な幾何学模様へと「作り」変えているといえます。

 

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%82%B7%E5%AE%AE%E6%AE%BF

 

他にも和食は引き算、フランス料理は足し算ともよく言われたりします。

 

勿論これは一概に東洋、西洋で括り、カテゴライズしようという話ではなく、そうした文化を背景に持っているということを考え、自分の常識とは違う常識で動いているのだと理解する一助にしなければなりません。

 

今回のセッションでは多くの人と出会いましたが、参加している人にはソマリア移民のヨーロッパ諸国の人が多くいて、その中にはアフリカの様々な土地を転々としたあとヨーロッパを転々とし、やっと今スウェーデンで落ち着いているんだ、という人もいました。

職業の都合で海外転勤というわけではなく、職を探してあらゆる土地を渡り歩くというのは中々日本で生まれ育つと馴染みのない環境ですが、所変わればそれが日常という人たちも大勢いるということに気付けたのは非常に大きなポイントでした。

 

海外にある程度馴染みがあるといってもまだまだ知らない常識というのは星の数ほどあり、またそれらを知る必要はなくても自身の常識があくまで普段いる環境のものでしかないということに改めて気づかされました。

 

 

【意識と行動を変える】

 

自分を知り、相手を知ることで、今の自分に何が出来るか、何が出来ないか、これからの自分に何が出来るか、何をすべきかということがしっかり考えられるようになるはずです。

 

それらを常に考え捉えようとすることで、どのように学び、どのように成長していくのかを意識し、行動に移すことが出来るようになります。

 

意識を変えることで行動を変え、行動を変えることで人に影響を与え、そしてその意識の変化は世界を変化せしめるものになるのです。

 

まず自分の意識と行動に変化を起こし、そして社会に変革を起こせるようになろうとしていくことが大事なのです。

 

是非、新しい環境に身を置いて、他者を理解し、自分を理解しようと試みてください。

2014.7.29 All, People, 未分類

全球化時代を生きる その2 -論理的思考力と対話力を磨け-

本日ブログ担当の大浦です。

 

今回は5月30日投稿の

全球化時代を生きる ~想定外を受け入れるために~

にて記事にさせていただいたGTLプログラムの第2回になります。

 

 

今回は「論理的思考」と「対話」の2点を中心に学びを共有させていただきます。

 

【論理的思考力を鍛える】

 

よく就職活動などで論理的思考を求められるテストなどを受けた方は多いと思いますが、中々どうして難しく、自分の常識に当てはめて自分が納得しやすい答えに引っ張られてしまうことがあると思います。

 

 

論理的思考力が乏しいということは、常識に囚われているということを示唆します。

 

例えば全く答えが出てこないだとか、選んだけれどもどうにももやっとするような問題であっても、論点になっている部分を紙であれば有機物に、ビールを人間に、といった風に変換してみると常識という枠の中にあった考え方が全く違う捉え方でもって問題を視ることが出来ます。

 

 

論理的に考えるとき、その問題を素直に受け止められれば正解に近づきますが、存外今までの常識、知識にとらわれて変に曲解したり、考えすぎたりしてしまったりしまうものです。

 

私自身例えばお酒の話なぞ出てきたものなら完全に自分の常識を当てはめた結果、ミスリードしてしまいました。

 

知識は勿論大事ですが、それは活用するから大事なのであって、知識に左右されていてはむしろ逆効果になることも多いので注意が必要です。

 

そもそも思考する力がないのではなく、視点を変えることが苦手なだけ、ということは往々にしてあり、それによって間違った考えにたどり着いてしまうというのは大きな機会損失になりますし、視点を変えることで面白いアイデアが生まれてイノベーションを起こせるかもしれません。

 

 

【集団としての知能】

 

とはいえどれだけ優れている人であっても当然間違いはあります。

人というのは一人で考えているとどうしても何かに囚われてしまいがちですし、そもそも知っている情報にだって限りがあります。

当然複数人で知恵を絞った方が視点もその分増えます。

 

 

知識を問う問題であれば当然、知識の量に基本的には左右されない論理問題であっても、一人よりも集団で対話した方が正答率は上がります。

 

 

ここで重要なのは必ずしも正しい答えを出した人が集団をリードしてその答えに導いているわけではないということです。

 

 

例えばグループの3人全員が間違いを選んでいたとしてもグループとしては正解を導き出すということが何度かありました。

 

 

全員で話し合って様々な視点から考えていくことで、より正解に繋がるのです。

三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったものです。

 

 

【対話力を磨く】

 

ただし船頭多くして船山に上るとも言うように正答率が下がるケースもあります。

折角正解を選んでいても周りに流されて不正解を選んでしまったり、対話ではなく議論になってしまい、正解を導くことではなく、自分の意見を通すことを目的とした人に言い負かされてしまったり。

 

 

ここで大事なのは討論(Discussion)をするのではなく対話(Dialogue)をしようということです。

 

 

明確な目的意識をもって相手と対話し、自分の意見を正確に伝え、その理由を論理的に説明することでお互いの意見が個人レベルから昇華するのです。

 

どうしても会議などでもある意見をよりよいものにする、というところからスタートしたはずなのに、いつの間にかその意見を通すか通さないか、というところに目的がすり替わっていることがあると思います。

 

目的、目標、アウトプットを明確にして、より良いものを生み出していくということを全員で目指していくことで、一人でやるよりも遥かに効率の良い生産が行えます。

 

 

これはどんな言葉でも、文化背景を持っていても変わりません。

むしろ違う文化であればあるほど論理的思考力と対話力を磨くのは重要になってきます。

文化が違えば相手は文脈からは中々判断してくれません。

特に日本語は文脈への依存度が高い一方で、英語を初め欧米言語では言葉そのものを重視するため、認識の違いが起こりやすく誤解を招きやすい。

 

 

グローバルで活躍するためには自らの意見を発信し、相手の意見をくみ取り、より良い意見を生み出さなければいけません。

英語=グローバルではないのです。

英語はあくまで自分の意見を乗せる道具に過ぎません。

日本であっても、アメリカであっても、中国であっても、ブラジルであっても、イギリスであってもどれだけ正確に、明確に意見を伝えられるか。

 

 

それがグローバルで活躍できる人間ではないでしょうか。

 

 

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